MATLABと一緒にVisualStudioも使いたい時のパソコン選び
VisualStudioもMATLABも同じくらいのスペックが推奨
MATLABとVisualStudioを同じパソコンで動かしたい! という方も少なくありません。
その時疑問に思うのが、 「どういうパソコンのスペックが必要なのか?」ということだと思います。
MATLABもVisualStudioも 要求されるパソコンのスペックは同程度のものになります。
VisualStudioの推奨スペックは、 マイクロソフトの公式ページで確認でき、 MATLABはMathWorksの公式ページで確認できます。
VisualStudio2019のシステム要件・マイクロソフト
各ソフトメーカーの推奨スペックを考慮すると、 以下のようなスペックのパソコンが適切かと思います。
CPU:Core i5 以上
メモリ:8GB 以上
ストレージ:SSD 256GB
プログラミングする規模によって スペックを上げる必要があると思いますが、 大学の授業で使ったり、簡単なプログラムを組むのであれば このスペックで十分です。
私もVisualStudioを使ってプログラミングをしていますが、 1280x720の動画データを編集するようなアプリ開発をしていますが、 上で紹介したスペックでも十分に開発できています。
VisualStudioを使うならWindowsがおすすめ
VisualStudio2019以降では、 MACにも対応したヴァージョンが登場しています。
MATLABもMACに対応していますので、 両方ともMACで使えるわけですが、 ちょっと注意が必要です。
もし、MATLABとVisualStudioを「連携」して、 使う場合はWindowsパソコンにする必要があります。
MATLABには、 コンパイラを選択してアプリケーションをビルドする機能があります。
例えば、MATLABからVisualStudioのコンパイラを使うという設定をすることで、 ビルドはVisualStudioが行います。
これに対応しているのは、 Windows版のMATLABとWindows版のVisualStudioになります。
MATLABが対応しているコンパイラの対応表は、 MathWork社の公式ページで確認できます。
サポートされ互換性のあるコンパイラ-すべての製品・MathWorks
もし、MATLABをVisualStudioと連携して使う場合は、 必ずWindowsパソコンを選んでください。
SSDのディスク容量は多めに!
VisualStudioは、 フルインストールには、ディスク容量が210GB程度必要です。
ただ、すべてのモジュールをインストールする事は少なく、 一般的にインストールされる容量は20GB~50GB程度です。
一方MATLABは、 フルインストールすると32GB程度になります。
例えば、VisualStudioが50GBの容量を使って、 さらにMATLABで32GB使うと、 この二つのソフトだけで約80GBの容量が使われます。
OSでもかなりの容量が使われているので、 SSDは256GB以上を選んで欲しいです。
プログラミングをするとわかりますが、 VisualStudioやMATLAB以外にも 開発のために色々なソフトをインストールします。
私個人的な意見としては、 SSDの容量は500GBがおすすめです。
私のおすすめパソコン
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良かったら参考にしてみてください。