Unityも使いたい

MATLABと一緒にUnityも使いたい時のパソコン選び

物理シミュレーションの可視化に使うなら?

unity画面

MATLABは、Unityと連携して使うこともできます。

MATLABで計算したシミュレーション値を Unityで3DCGを使って可視化する使い方があります。

呉高専の方がベイブレードの物理シミュレーションで UnityとMATLABを連携していました。すごい!

MATLAB/SimulinkとUnityをつなげてベイブレードシミュレータをつくる

連携する方法としては、 TCPIPでアプリケーション間を通信して、 MATLABの計算値データをUnityに送信しています。

プログラムでは、 MATLABのPCとUnityのPCの2台に分けて通信することもできますが、 MATLABとUnityを1台で動かしています。

ここでは、 ベイブレード単体のオブジェクトをUnityで3Dアニメーション表示させています。

3DCGが複雑ではなく、 数も少ないのでUnityを動かすパソコンもそこまで スペックが高くなくても大丈夫でしょう。

このような例のように、 MATLABの計算量も少なく、3DCGも単体のものを表示するのであれば、 MATLABが推奨するパソコンのスペックで十分でしょう。

複雑な3Dシーンを扱う場合は?

MATLABでは自動運転のシミュレーションとして、 RoadRunner というオプション機能があります。

このオプションは、 道路を作成したり、橋を作成したり、標識や信号機を作成したりすることができます。

このように、RoadRunnerで作った道路などの3Dシーンは、 他の3DCGソフトやゲームエンジンに出力できます。

この出力先がUnityである場合もあるわけです。 具体的には、RoadRunnerで Unityで読み込めるfbxファイルとxmlファイルを出力します。

Exporting to Unity・MathWorks

こういう、複雑で3DCGオブジェクトが多い場合は、 パソコンも高性能なスペックが要求されます。

専用のグラフィックボードが無いと、 表示も遅くなる場合がありますので、 NVIDIAのグラフィックスを載せたパソコンがおすすめです。

まとめると…

基本的には、 Unityをどうやって使うかでパソコンのスペックが分かれます。

単純な3Dモデルを そこそこの速度でアニメーション表示させたい場合は、 MATLABの一般的な機能が動くようなパソコンでOKです。

そうではなくて、 広大で3Dモデルが数多くある3DシーンをUnityで表示させたい! というような場合は、 NVIDIAのグラフィックボードが載せてあるパソコンがおすすめです。

ちなみに、Unityの推奨パソコンスペックが載っているサイトは、 以下になります。 色々と場合分けがあって、開発者向け…といった感じです。難しい・・・。

Unity のシステム要件

私のおすすめパソコン

MATLABのプログラミング用途によって 手頃な価格のパソコンから、 高性能でもコストパフォーマンスの高いパソコンをここで紹介しています。

Unityの3D表示が高速にでき、 NVIDIAが搭載されているパソコンもピックアップしています。

3DCGにおすすめのMATLAB用パソコン

良かったら参考にしてみてください。

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