CAD連携のPCは?

MATLABとCADを連携するにはどんなパソコンが最適か?

CADを使う時は高性能なパソコンを!

cad設計

MATLABでは、 CADで作った3Dモデルの構造や設定を読み込み、 可視化したり、動きをシミュレーションするような プログラミングをすることができます。

ちなみにこのCADとの連携は、 MATLAB単体ではなく「Simscape Multibody」というオプションも使って、 CADで作ったパーツを読み込んで可視化したりします。

このように、 MATLABはCADの3Dモデルデータと連携して使うこともあるので、 CADとMATLABの両方を使う場合は、パソコン選びも注意が必要です。

パソコンのスペックを考えると、 CADを動かすパソコンはかなりハイスペックなものが必要です。

nVIDIAなどの専用のグラフィックカードが求められ、 メモリも多めに搭載する必要があります。

どんなCADソフトと連携する?

Simscape Multibodyと連携するために、 プラグインソフトを使いますが、 主にSolidWorks、Autodesk Inventor、PTC Creoに対応しています。

SolidWorks、Autodesk Inventor、PTC Creoは、 どれも高性能なパソコンスペックが要求されます。

MATLABの推奨スペックよりも高いパソコンが必要になりますので、 連携して使うCADソフトの推奨スペックをホームページで確認してから、 パソコンを検討してください。

SolidWorksシステム要件

Autodesk Inventor の動作環境

共通して言えるのは、 CADとMATLABを同じパソコンで動かすならば、 メモリは最低でも16GB以上必要で、 さらにグラフィックスは、nVIDIAのQuadroが必要ということです。

CADソフトは、 認定のグラフィックボードというものがあります。 これは、動作保証がされているグラフィックスという意味です。

つまり、 この認定がないと、きっちり動作するかわからないし、 保証もできませんよということです。

せっかく新しいパソコンを買ったとしても、 しっかり動かなかったら意味がないので、 ここは確認しておきましょう。

学校の授業で使う場合は?

Autodesk InventorやSolidWorksは、 大学の授業で使うことも多くなってきています。

ただ、CADがストレスなく動くパソコンは、 持ち歩いて簡便に使うようなパソコンではないので、 もし、学校以外でもInventorやSolidWorksを使いたいならば、 家でデスクトップパソコンを動かすのがおすすめです。

InventorやSolidWorksが動けば、 MATLABも問題なく動くので、 まずはCADソフトを中心にパソコンを選びましょう。

私のおすすめパソコン

MATLABのプログラミング用途によって 高性能でもコストパフォーマンスの高いパソコンをここで紹介しています。

3DCADに向いている、 NVIDIAのQuadroが搭載されているパソコンもピックアップしています。

3DCADと連携する場合におすすめのMATLAB用パソコン

良かったら参考にしてみてください。

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