LabVIEWと使う時のPC

MATLABと一緒にLabVIEWも使いたい時のパソコン選び

LabVIEWのパソコンスペックはそんなに高くない

波形

MATLABとLabVIEWを 両方使ってプログラミングをするという研究者や開発者も少なくありません。

特に、波形取り込みをLabVIEWで行って、 その波形解析をMATLABで行うという連携で使っている方もいます。

LabVIEWは波形取り込み機器を得意とする ナショナルインスツルメンツが提供しているので、 ハードウェアのインターフェースが整っています。

そのため、 データ取得をLabVIEWで行って、 MATLABでデータの解析を行うという連携もしばしば行われるわけです。

LabVIEW自体にも波形解析の機能がいくつか入っていますが、 プログラミングはMATLABの方が得意!という方や すでに解析はMATLABプログラムで書かれているなんていう方が このように連携させて使っています。

そんな、LabVIEWとMATLABを連携させるためには、 両方が快適に動くパソコンを選ぶ必要があります。

LabVIEWのパソコンスペックは、 ナショナルインスツルメンツ(NI)の公式サイトから確認することができますが、 必要なスペックはそこまで高くありません。

LabVIEW - Windows用Readme / NI

CPUはPentium4G1、メモリは1GBで、 SSDやグラフィックスの指定はありません。

MATLABが動けばLabVIEWも動く、 というようなスペックです。

画像処理をする場合は?

MATLABやLabVIEWは、 画像処理のモジュールが揃っているので、 よく画像処理のプログラミングに使われるツールです。

画像処理のプログラミングを考えている方は、 NVIDIAのグラフィックスが付いている パソコンをおすすめします。

プログラミングは効率を求める作業なので、 描画が遅くてストレスを感じると、 どうしても作業効率が落ちてしまいます。

最近のインテル内臓グラフィックスは 高性能になっているので、 そこそこ重たい処理を行っても、高速に処理することができます。

しかし、 高画質な画像データや、 画像のリアルタイム処理を行う際には、少し荷が重くなります。

LabVIEWとMATLABで継続的に 画像処理のプログラミングを考えているならば、 NVIDIAのグラフィックスが搭載されているパソコンを 検討することをおすすめします。

学校の授業で使う場合は?

LabVIEWもアカデミックライセンスがあり、 学校で広く使われるようになってきました。

そのため、 学校の授業に組み込まれていることも少なくありません。

MATLABも同様に教育機関向けのライセンスがあり、 学校の授業でよく使われるようになっています。

MATLAB、LabVIEWの両方を学校で使うことも考えられます。

学校の授業で使う程度の目的であれば、 NVIDIAのグラフィックボードがついていなくても 十分にストレスなく動きます。

4K画像のカメラ映像を リアルタイム処理するプログラミングをする…なんていう授業は、 ほぼないでしょうし、あったとしても、 それ用のパソコンを学校が用意すると思います。

GPUを使うプログラミングをするならNVIDIAを

MATLABにもLabVIEWにも、 GPUを使ったプログラミングをするモジュールが存在します。

MATLABでは、Parallel Computing Toolboxで GPUを使った並列計算などに使われます。

LabVIEWであれば、GPU Analysis Toolkitで GPUメモリを使用してプログラミングができます。

このMATLABとLabVIEWで共通して言えるのは、 NVIDIAのグラフィックボードがにのみ対応しているということです。

NVIDIAのCUDAにのみ対応しているので、 もしGPUを使ったプログラミングをするならば、 NVIDIAのグラフィックボードが搭載されているパソコンを選ぶ必要があります。

私のおすすめパソコン

MATLABのプログラミング用途によって 手頃な価格のパソコンから、 高性能でもコストパフォーマンスの高いパソコンをここで紹介しています。

私のおすすめのMATLAB用パソコン

また、 画像処理をメインにプログラミングする方や、 GPUを使う予定のある方向けのパソコンも紹介しています。

NVIDIAのGPUが載っているおすすめのMATLAB用パソコン

良かったら参考にしてみてください。

Copyright (C) MATLABパソコンのおすすめスペック. All Rights Reserved.