MATLABパソコンの選び方とポイント

MATLABパソコンの選び方・ポイントはコレだ!

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「MATLABを使うのに新しいパソコンを考えているけど、 どんなパソコンを選べばいいのだろうか?」

はじめてMATLABを触る方にとっては、 どんなスペックのパソコンを選べばいいかわからないですよね。 そんな方に向けた「MATLABパソコン選びのポイント」を紹介していきます。

MATLABパソコン選びのポイントは3つあります。

  • MATLABを使う目的を考える
  • 松・竹・梅で「竹」のランク以上を選ぶ
  • ノートパソコンがおすすめ

それぞれのポイントについて以下で解説していきたいと思います。 では、いきましょう。

目次

MATLABを使う目的を考える

MATLABはToolboxというオプション機能がたくさんあります。 そのため使用範囲が広くて、 MATLABで何をプログラミングするかで使うパソコンのスペックも変わってきます。

つまり、MATLABパソコン選びのポイントは、 MATLABを使う目的が 「高速処理が必要なプログラミング」か「簡単な処理をするプログラミング」 なのかを把握することになります。

この2パターンの使用目的によって必要なパソコンスペックが変わってきます。 そこをしっかり把握することがMATLABパソコン選びのポイントの一つです。

いやいや、その違いがわからない…という方も少なくないと思います。 例を出すとこんな感じでしょうか。

「簡単な処理をするプログラミング」とは…

  • 大学の授業で課題プログラミングをする
  • ディープラーニングで静止画から顔認識をする
  • 11920x1200サイズの画像ファイルを加工する
  • 1920x1200サイズの動画ファイルを読み込み再生する
  • 数百~数万のデータを使った統計処理をする

といったことが考えられます。 つまり、学校の課題や学部生レベルの研究に使うプログラミング、 ディープラーニングの入門といった感じの使用目的になります。

これとは反対に「高速処理が必要なプログラミング」とは…

  • 4K、8K画像を使った画像処理をする
  • 数十万のデータを使ったディープラーニングをする
  • ビッグデータを使った統計解析をする
  • WEBカメラの画像からリアルタイムで人物を認識する
  • 医療用3D画像から3次元構築をする

といったことが考えられます。 ディープラーニングの応用やリアルタイムで動画処理をするようなプログラミング、 医療画像の取り扱いなどが使用目的になります。

松・竹・梅で「竹」のランク以上を選ぶ

2つ目のポイントは「松竹梅の「竹」以上のスペックのパソコンを選ぶ」ことです。

つまり、ミドルエンド(中級)以上の性能のパソコンを選ぶことがポイント、 ということです。

「高速処理が必要なプログラミング」と 「簡単な処理をするプログラミング」で選ぶパソコンのスペックが 違ってくるといいました。

「簡単な処理をするプログラミング」でも ミドルエンドの性能のパソコンが必要になってきます。

具体的なスペックはこんな感じです。

「簡単な処理をするプログラミング」に必要なスペック

  • CPU:Core i5以上
  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:SSD 256GB以上

MATLABの推奨スペックについてはMATLABの公式サイト に載っていますので、そちらもあわせて参照してください。 ここに載っている「推奨」のスペックを選ぶのが重要です。

MATLABとSimulinkの要件・MathWorks

Corei5は4コア以上がベースです。 なのでCorei5以上が推奨に当たりますね。

ストレージについてはSSDが推奨です。 MATLABはインストールするのにかなりの容量を使うので多めのSSDを選ぶのが重要なのです。

ちなみにMATLABをフルインストールすると32GB以上の容量が必要になります。 OSの分も考えると、かなりの余裕が欲しいですね。

「高速処理が必要なプログラミング」については、 もう少しスペックの高いパソコンが必要になってきます。

「高速処理が必要なプログラミング」に必要なスペック

  • CPU:Core i5以上
  • メモリ:16GB以上
  • ストレージ:SSD 256GB以上
  • グラフィックス:NVIDIA GeForceまたはQuadro [4GB以上]

いわゆるハイエンドのパソコンが必要になってきます。 具体的に言うと、ゲーミングPCやワークステーションといった パソコンが必須になってくるわけですね。

特に注目したいのはグラフィックスです。 データ量の多い画像や 3Dモデルを表示させる場合は必ずAMDやNVIDIAのグラフィックスを選んでください。

その中でもおすすめなのは、NVIDIAのグラフィックスです。 将来的にGPUを使った並列プログラミングをする場合は、 MATLABがGPU対応しているNVIDIAが必須になってきます。

今GPUプログラミングを考えていなくても、 近い将来を見据えてNVIDIAにするのがいいと思っています。

ちなみにMATLABには大きなデータにアクセスする方法として、 メモリの消費量を減らすツールがいくつか用意されています。

しかし、どうしてもプログラムが複雑になってしまうので、 メモリに予算をかけられるならば、メモリ量を増やして メモリを使ったプログラムにすることをおすすめします。

プログラムは複雑になるほどバグは入りやすいので、 できるだけ簡単で見やすいプログラムにする必要があるのです。

ノートパソコンがおすすめ

ノートパソコン

MATLABパソコンを選ぶポイントの3つ目は 「ノートパソコンを選ぶ」です。

なぜノートパソコンがおすすめなのか? ノートパソコンを選ぶ理由は 「MATLABパソコンは、持ち運びする機会が多いから」です。

MATLABは大学や研究機関、企業では研究開発でよく使われています。

大学の授業でMATLABを使う場合は、持ち運びが必須になりますよね。 また、研究用途でMATLABを使っている方は学会にもよく参加すると思います。

この学会に参加しているときにMATLABパソコンが手元にあると便利なのです。 発表資料の修正や、じっさいにプログラムを動かしての発表などで とても便利なわけです。

私自身、よく学会に参加してMATLABの場面をじっさいに見せながら 説明することもあります。 そのときにノートパソコンは便利だと実感しています。

デスクトップを選ぶ場面としては、 「高速処理が必要なプログラミング」や 「学校のパソコンにしかインストールできない」といった制限がある場合でしょう。

高速処理が必要な場合は、 ワークステーションが必要になってきますので、 その場合はデスクトップの方がコスト面も含めてメリットがあるのです。 ノート型のワークステーションは重いので持ち運びはしないでしょうから。

またライセンス上、 学校の備え付けパソコンにしか起動できない場合は デスクトップのときもあると思います。

それ以外は、ノートパソコンの方がメリットが大きいので、 ぜひノートパソコンを検討してみて欲しいですね。

まとめ

それでは、まとめです。

MATLABのパソコン選びは、 MATLABの使用目的が「高速処理が必要なプログラミング」か 「簡単な処理をするプログラミング」を見極めることが重要になってくる。

パソコンのスペックを松竹梅のランクでいうと、 「竹」ランク以上のパソコンを選ぶ必要がある。

「高速処理が必要なプログラミング」をする場合は、 ハイエンドのパソコンを検討した方がいい。

学術や研究目的で使われるMATLABは、 持ち運びができるノートパソコンの方が便利である。

これがMATLABパソコンを選ぶときのポイントになります。

皆様のパソコン選びのお役に立てれば幸いです。

最後に・・・

これらのポイントを考慮して おすすめのMATLABパソコンも紹介しています。

よければそちらものぞいてみてください。

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